読売新聞グループ本社会長で、プロ野球・読売巨人軍の球団会長の渡辺恒雄さん(85)が、1971年、沖縄返還密約をめぐり元新聞記者が逮捕された実際の事件を下敷きにした山崎豊子さん原作のTBS系ドラマ「運命の人」に怒り心頭だという。
渡辺さんは、「サンデー毎日」に「私はTBS『運命の人』に怒っている!」と題し、4ページにわたって猛抗議を行っている。
「毎朝新聞」は毎日新聞を連想させ、登場人物も首相の「佐橋慶作」は佐藤栄作さん、与党幹事長の「田淵角造」は田中角栄氏さんら実在の人物と、どこか重なる点も多いのはたしか。
渡辺さんらしき登場人物は、主人公のライバルで「読日新聞」政治部記者の山部一雄。
たしかに渡辺常雄さんらしい。
この人物は、政治家と仲良くなって情報を取る手法の記者として登場。
料亭で、田淵角造会食し、頭を下げるシーンもあった。
渡辺さんは「私は、料亭はもとより私邸であっても、田中角さんに一度もサシで御馳走になったことはない」と、全面否定。
特に怒っているのは、山部記者が、議員から大金を受け取っていたことを匂わす場面。
渡辺さんは「下等なたかり記者として描かれている」と。
それにしても、85歳にして怒りが生まれるとは、渡辺さんはまだ若い。
もうとっくに人生を達観していて仙人みたいな人かと思っていたが、そうじゃないんだね。
だから、巨人軍の人事問題でも、はるかか格下の清武英利さんと真正面から戦っちゃったんだ。
で、yahooが「疑似フィクション作品に問題はあるか」と意識調査をしている。
約70%の人が「問題なし」と答えている。
「問題あり」は21%。
40年以上も前の出来事だもの40代50代の日本を動かしている層は知らない話だよね。
渡辺さんが騒ぐから分かっただけで、渡辺さんと登場人物の山部記者がどう一人物だと判断する人は、もうこの世に少なくなっているかもね。
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