新曲「おんなの命」で、路上ライブを続けている歌手・古都清乃さんに会った。
今年でデビュー46年を迎えるベテラン歌手だ。
「もう歌手を辞めて、友人と世界旅行にでも行こうかなと思っていたんですけど、いい曲にめぐり合えた」と、月曜日から金曜日まで横浜関内駅北口で路上ライブ。
少し前までは銀座8丁目の国際ホテル前で行っていた。
「日曜日は、浅草・松屋前でしています。これからも全国で行いたい」。
「あれ、古都さん。CD買うよ」と、10枚買ってくれた客もいたという。
古都さんといえば「いつでも夢を」「有楽町で逢いましょうなど、約2400曲も世に送り出し、98年に肺がんで亡くなった国民栄誉賞の作曲家・吉田正さんの門下生だ。
吉田先生には子供がなく、遺産は、すべて喜代子夫人に継がれた。
この夫人に、取り入ったのが吉田正記念オーケストラの指揮者・大沢可直さんだった。
昨年7月、喜代子夫人がなくなって明らかになるが、夫人が受けた遺産相続は、この血の繋がりが無い大沢さんに渡っていたのだ。
橋幸夫さん、三田明さんら吉田門下生はビックリしたが、一昨年5月には、遺言公正証書が作られていたのだ。
古都さんは「先生が亡くなられて、奥様おひとりじゃお気の毒だと思って、先生のご自宅にお泊りしたこともあったんですよ。もともと、住んでいた部屋が火事になったとき、先生が『何も心配しないで家に来なさい』と言われて3ヶ月も住んでいましたから。娘のように可愛がられて」。
喜代子夫人が、弁護士の先生と大沢さんと区役所に行ったりす るのを見てきたという。
「まさか、遺言を書いていたとは知りませんでした」。
門下生たちが通った世田谷の吉田御殿も大沢さんの手で売られることになった。
吉田正さんは、ホントにこれでよかったのだろうか。
話をしながら、そんな出来事が頭に浮かんだ。
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