古くからの知り合いのロス・プリモスの上野旬也さんから「新曲が出たからラジオに呼んで」と、電話があったのはいつの頃だったのだろうか。
すぐにスケジュールを頂いて出演していただくことになった。
ビックリしたのは、当日、上野さんはロスプリをクビになっていたという話だった。
黒澤明とロスプリモスとして昭和40年代に「ラブユー東京」「たそがれの銀座」など数々の大ヒット曲を持つムード歌謡のグループだ。
黒澤さんが倒れて引退、その後、ロスプリモスとしてをリードボーカルを森聖二さんと上野さんで続けてきていた。
ロスプリの名を残してきたのは、黒澤さんの復帰をメンバーが待っていたからだった。
しかし、09年4月、長い闘病生活を続けていた黒澤さんが亡くなり、その年の9月にはリードボーカルの森さんも心筋梗塞で倒れ、亡くなってしまった。
残されていた7ヶ月のスケジュールは、上野さんが担当してすべてのスケジュールを消化した。
ところが、ここから問題が生まれた。
グループには、ロスインディオスにいた永山こうじさんが新加入して、新生ロスプリとして、レコード会社も変わってスタートを切った。
10年だった。
ロスプリの中で、上野さんがいなくなってロスプリが続くというのは考えられない。
二代目のボーカリストだったのだから。
何か大きなトラブルがあったのだろう。
「クビになっただけ」としか言わないが、作曲家の中川博之さんやクラウンレコードが、新生ロスプリに、いままでロスプリが歌っていた大ヒット曲は、レコーディングさせないと言うところに、トラブルの大きさが伺える。
で、その上野さんは、クラウン35周年記念歌手の青山かおるさんと「ノーチェ・アルバーナ」というユニットを組んで新曲「東京の夜はムーチョ」を発売した。
もちろん、中川メロディー。
ロスプリの匂いのするムードユニットになっている。
期待したいね。
オレのラジオ出演で、ふたりに長野県の女性から花束が届いていたよ。
COMMENT FORM