友人の沢柳則明さんに誘われて、熊本の超有名人だったばってん荒川さんの墓参りに行くことになった。
熊本駅の近くにあるお寺。
ばってんさんが亡くなってすでに5年半が経つ。10月22日だったと思う。
大昔、歌手の水前寺清子さんが熊本城で挙式したとき、オレは「キャッチ」と言う番組で、中継をすることになった。そのときの夜をセッティングしてくれたのがばってんさんだった。馬刺しと馬の焼肉。食事の後のカラオケクラブ。閉店近づき、店のママが「早く行っていただかなければ。女性がお待ちですよ」と、耳打ちしてきた。何とソープランドまでばってんさんが予約を入れていたのだ。慌てて断ることになったが、ママが「困りますよ。ばってん先生に叱られてしまいます」と、言い出した。
全員で行くのは断ることにして、日本テレビの社員ディレクターが行くことになった。彼が「行きたい」と、手をあげたからだ。「招待になっちゃダメだぞ」と、送り出したが、その費用もばってんさんの支払いだった。
この世の楽しみはすべてばってんさんに奢ってもらった。
そんなことを思い出しながら墓参り。
どんな思いで迎えてくれたんだろう。
オレの母親の命日も近い、と感じ、命日は三越劇場の初日だから早めの墓参りを決めた瞬間だったね。
熊本の繁華街の名店「紅蘭亭」で、名物の太平蒸を食べる。
沢柳さんは「熊本にきたら、これを食べなきゃ来たことにならない」と言う。
ビーフンで作られたチャンポンみたいな味だ。具が多い。蒸し餃子と皿うどん、大平蒸をふたりで分けて昼食。熊本城を案内すると沢柳さんに言われたが、天守閣の階段はきついから辞めておいた。
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