熊本出身で「肥後にわか」の大家と言われ、69歳でこの世を去ったばってん荒川さんのヒット曲に「ピンコロルンバ」がある。いまでも、長野や熊本などのお祭りで「ピンコロ音頭」として流れているし、踊られている。
♪お天道様より早起きで 背筋を伸ばして深呼吸 さあ きょうも元気良く ピンコロルンバを踊りましょう ビンビン ピンコロ ピンコロ ピンピン ピンコロ ピンコロ あなたと私の合言葉 面倒かけずに ピンコロリ~~と歌う。オレにとってはまさに理想の生き様だ。
この人が、そうだとは言わないが、女優の中原早苗さんだ。ご主人の映画監督・深作欣二さん(享年72)を03年1月に前立腺がんで亡くしてからは、都内のマンションで一人暮らしをしていたようだ。中原さんは61年に、石原裕次郎さん夫妻の仲人で、日活のスター俳優だった川内民夫と結婚した。25歳のときだった。しかし、その結婚生活は、たった1年。64年に、深作監督の映画「狼と豚と人間」に出演して意気投合、65年3月に結婚した。五社協定といわれ、なかなか他の映画会社の作品には出演できない時代に、すべての映画会社を和たち歩いたバイプレーヤーだった。72年に長男が誕生。最新作「ケンとメリー 雨上がりの夜空に」の監督の深作健太さん(39)だ。健太さんが最後に会ったのは、ゴールデンウィークの直前だった。特に病気を抱えていたわけじゃなかったそうで、6月に健太さんが演出する舞台「カワイクなくちゃいけないリュウ」も「舞台観に行くね。楽しみにしているから」と言っていたという。直前まで元気だったようだ。母と一人息子は、時間が空けば連絡を取り合っていたという。
仕事に追われ、たまたま時間が取れなかった17日、健太さんは、管理人に「様子を見てきて欲しい」と依頼した。管理人が室内で倒れていた中原さんを発見した。検死によると、亡くなったのは15日ごろ。約2日は亡くなった状態のままだった。19日に密葬として近親者のみで通夜・告別式が行われる。最近は、女優からはなれ悠々自適の生活を送っていたようだが、周囲の人は、健康で元気な中原さんしか見ていない。病名は心不全。享年76歳だった。ああ、合掌。
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