福岡からの帰りには、必ず、誰かから連絡が入る。
この日は、伊豆七島・新島に行った仲間の料理人・稲田洋ちゃん。
西日暮里の居酒屋「一合」で、待っているという。
風邪気味で体調は良くないが、誘われたら断れないのがオレの性格。
羽田に着いたのが午後8時20分。
モノレール、山手線を乗り継いで、西日暮里には9時半。
予定より20分以上も遅れたのは、芸能界に友人からの一本の電話だった。
重要で大事な話だっただけに、電車に乗れず話し続けた。
今、芸能界で問題になっている当事者と会ったという。
そして、その話は、オレが、一方の当事者から聞いていた話とは大きく違っていた。
「嘘つきなんだよ。気をつけなきゃ。俺は、彼が言っている方が正しいと想ってる。『石川さんが、相手の話を聞いて、記事にしている。私は親しいと想っていたのに。許せない』と言っていたから、事情は説明したよ。近く、会いましょうよ。仲に入るから」と、友人は言ってくれた。
「お金が回らずに、俺の給料が無いことも多かった。立て替えもいっぱいある」なんて言われて。
「もともと嘘つきだというのは知っていたけど、ここまで嘘付くんだ」と。
彼とは金曜日に会う約束をした。
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