12年間も歌手を休業していた祭小春さんがラジオのゲストだった。
6歳の男の子のシングルマザー。
スタジオにはお子さんも連れてきていた。
28年前、「命船」でデビューした16歳の少女は、大人のずるさ、芸能界のずるさに疲れて芸能界を辞めてしまった。
そして、であった優しそうな男性と結婚する。
しかし、半年で別れることになる。
彼の優しさは見掛けだけだった。
お腹に子供を抱えたまま離婚。
蓄えだけの生活を送ってきた。
「歌手になって貯金も出来ていましたから。ずっと戻る気はなかった」彼女の気持ちを変えたのが、歌手の藤あや子さんだった。
「藤さんに“歌が上手いんだから、歌ったら”と声をかけられて。私の私生活を応援してくれていて、着物も洋服もバッグも藤さんからのプレゼント。私のマザー・テレサですよ」と、豪快に笑う元気な女性だ。
「藤さんに”詞を書いてあげる”と言われ、書いてくれるなら歌手になってもいい、なんて上目線で。でも、歌手に戻ってよかったです。キャンペーンで行った先で“待っていたよ”と、声をかけてくれる人がたくさんいたんです」と。
12年以上前は、簡単に3万枚ぐらい売れていたのに、と嘆く。
「どうしちゃったんですかね。今は5千枚行くのも大変。CDが売れないという実感も感じています。コツコツ売らなきゃ」の顔に、自信がみなぎっていた。
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