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今日は友引。
結婚式は多いのかな。幸せは多い方がいい。

オレの親友の板前・稲田洋さんの弟子・宮寺貴弘くんの挙式披露宴だ。オレが出席できる土曜日を挙式日に選んだと言うから欠席は出来ない。悪い風邪が流行っている中、風邪を引かなくて良かったよ。出席できるもの。

数ヶ月前、洋ちゃんが宮寺くんと恋人の麻弥さんを連れてきた。なかなか魅力的な女性だった。そのときの第一印象は「宮寺、うまくやれよ」という感想を持った。美女と野獣。ふたりの愛は育まれて、この日を迎えた。夏休みの楽しみの一つ、伊豆七島・新島にも数回付 き合ってくれて、オレたちが釣り上げた魚を捌いてくれる。

ある年の夏。真鯵が釣れまくり、干物を作ろうということになった。洋ちゃんと宮寺くんが、釣った鯵を捌いていく。塩水につけてテトラポットの上で干す。すでに250枚は越えていた。そこにやって来たのが新島の助役でオレの同級生だった宮川文一さん。「石川、何やってるんだ」と、彼。見りゃ分かるじゃない。鯵の干物。「ダメダメダメ。こんなことじゃ出来ないよ」と。まだ干したばかりの鯵を取り上げ、「これはいいからオレがしてやるよ。他は外だけ乾いて腐っちゃう」と、大ダメだし。

知らなかった。
天日干しと言ってる日干しは、陰干しして、中まで乾いたら天日に干すんだそうだ。黙々と鯵を開いていた洋ちゃんも宮寺くんも板前だ から、作り方は知っていたらしいが、オレが自慢げにしていたので、任せていたんだそうだ。結局、約200枚以上は無駄にしてしまった幻の干物。

宮川助役が作り直してくれた干物は、今は亡き、ラジオディレクターの古田和広さんが持ち帰って「美味かった」と、言ってくれたのが救いだったね。その古田は、宮寺くんの結婚式には出たかったろうな。
2013/01/26(土) 10:01 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
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