この日のゲストは、北島ファミリーの山口ひろみちゃん。
大阪の芸能一家に生まれた。
父は、漫談家、母は漫才師、祖父母は浪曲と民謡と漫才をしていたというから根っからの芸能一家だ。
「血ですかね。ついつい歌よりも笑いを獲りに行ってしまうところがあるんです。歌手だから必用がないのに(笑)。期待されてると思っちゃうし」という、彼女のトークは面白い。
立命館大学卒業というインテリジェンスが、彼女の会話を豊かにしているのだろう。
在学中に北島三郎さんの弟子になった。
デビュー出来たのは2002年の「いぶし銀」。
27歳になる直前、遅いデビューだった。
それから12年、新曲「希み里」の売り上げが好調だ。
番組の最後に、新曲にちなんだ「あなたの“希”を叶えます」キャンペーンの締め切りが迫っているという告知をするのを忘れてしまった。
オレは、ひろみちゃんの歌の中で「望み里」の次に好きなのは関口照幸さん作詞、徳久広司さん作曲の「三陸風みなと」だ。
三陸を舞台に愛に疲れた悲しい女心を歌った歌で2010年9月に発売された。
しかし、キャンペーンを続ける2011年3月11日に未曾有の大事故が起こる。
東日本大震災だ。
ひろみちゃんは悩みことになる。
歌詞に「駅まで下れば 海峡が ここまで迫って 来るようで」というフレーズがあったからだ。
彼女は、この歌を封印することにした。
彼女にとっては女川、釜石は歌詞にもありキャンペーンをした場所でもある。
多くの知り合いも出来た。
当然、被災地の復興支援に参加するようになった。
そして、いまは、歌えるようにまでになった。
山本譲二さんの「みちのく一人旅」もそうだが、歌詞に「ここで一緒に しねたらいいと」「たとえどんなに流れても」というフレーズがあって、譲二さんも自粛したことがあったが、復興支援に行った先で、ファンが「みちのく・・」を歌う姿を見て彼自身が「勇気をもらった」と、歌うことを決めたというケースもあるからね。
歌は、力だし、勇気だし、和だよね。
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