少し早めに読売テレビに寄った。
ディレクターの三井哲也くんが「何でここにいるんですか?」と聞いてきた。
「オレの取材はキャンセルになったんじゃないの」と。
オレの中では、杉本ディレクターからの取材依頼と三井くんの仕事が同じものという認識だった。
杉本さんからキャンセルが来たので、混同して間違ってしまった。
時間は5時半。
「大丈夫かな。6時に難波なんですが、間に合いますかね」と、困った顔をした三井くん。
「十分だよ」と、オレ。
タクシーで現場に向かう。
鍋田ディレクターが待っていた。テーマは、お笑芸人・ガリガリガリクソンさんがプロデュースしたラーメン店が、閉館に追い込まれた話。
まずはラーメン店の取材だ。
法善寺横町界隈の飲食店の時給は約千円。
ガリクソンの「麺屋坂本 とっぷをねらえ」の時給は800円。
従業員がクーデターを起こして、店が続けられなくなったという。
店は閉店を知った客で賑わいを見せていた。
店にはガリクソンさんが居ない。
従業員に「来るな」と、言われていたそうだ。
で、彼を探しになんばグランド花月に。
打ち合わせをしていた彼に真相直撃。
「開店当時が100だとすると、すぐに売り上げが23%ぐらいになった」と、真相を明かす。
構想2年でオープンした店も、赤字は2000万円を越えてしまった。
「美味しくないし、不味いですから。今日、店にお客さんが居たといっても、閉店を知ってきた人だけでしょ」と、自虐気味に発言したガリクソンさん。
客の不入りで、従業員との間に不信感がうまれた。
「後輩の芸人が、僕の知らないところで、飲んだり食べたりもしていたようです」と、愚痴も。
「倉庫にあった狸の置物みましたか?あの狸が邪魔で動かそうとしたときから、店の運営がうまく行かなくなった。僕の前のオーナーも、置物を動かして火事になったそうです。法善寺には、狸の怨念があるそうなんです」と、狸の置物の仕業だと言い出したガリクソンさん。
たしかに、オレの好きな味じゃなかったな。
魚風味が後味が悪かったもの。
でも、取材に間に合ってよかったよ。
先にホテルに行ってしまったら、取材できなかった。
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