誰が言い出したか知らないが、自殺した牧伸二さんが、東京演芸協会のプール金を私用に着服していたかのような話になっている。それも約600万円だと言う。一世を風靡した牧さんにとって、屈辱の金額だと思うね。
理事で形態模写のパーラー吉松さんは「知らない話です。日曜日には必ずといっていいほど営業が入っていましたから。困っていたとは思えないし、そんな人じゃありませんよ。文科省から助成金が出ていますし、定期的に報告していたようですから、いい加減な経理は出来ません。お金は会長が管理していたわけではありませんからね。経理担当がいますし」と、言う。14年も会長を務めると反対派も生まれると言うことか。
浅草の東洋館は、約20日が演芸協会、約10日が漫才協会ということで運営されていたが、ここ数年の漫才ブームで逆転。20日を漫才協会に明け渡すことになってしまったが、そんな中で、牧会長は頑張ってきていた。開場前には、劇場に現れ、お客さんに感謝の挨拶をし、ファンに頭を下げていたのだ。身を投げた日も午前11時には東洋館に姿を見せ、楽屋で出演者と会話を交わしていた。そのときに、誰一人、牧会長の様子が変だと感じた人はいなかった。御徒町の劇場に出演し、東洋館に戻る途中に立ち寄った馴染みの喫茶店。ここで店の従業員が「いつもと様子が違った」と、発言していたが、これも後になって感じたことだろう。もし、ほんとにおかしな様子だったら、東洋館に連絡をしていたはずだ。
で、牧会長の着服疑惑は、早く打ち消さないと気の毒だ。
オレは、パーラー吉松さんの言葉を信じるね。
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