この日のゲストは、新曲「恋めぐり」を歌う浜博也さん。
大学時代に「テレビに出演するクラブ」を立ち上げ、メンバーが18人もいたクラブ活動だった。
「当時流行っていたテレビのお見合い番組なんかのオーディションに応募していたんですが、全く予選を通らない。そんなときにグループの仲間が“会長は、歌が上手いから歌番組に出たら”と、当時、放送されていたTBSの『11時に歌おう』と言う番組に応募したんです。そうしたら予選は通過。グランプリまで獲ってしまった」と。
山形の飯豊出身の彼は、山形弁が抜けない田舎者といわれていた。
「人口、約1万人の町から出てきましたからね。いまは、過疎化して8千人ぐらいだそうですが、田んぼの中にわらぶき屋根の家があるみたいな。そんなのどかな町ですよ」と、大笑いした。
グランプリを獲った彼は、スカウトされ大学を中退して歌手の道に進んだ。
「クラブは解散。誰も後を継ぐ仲間がいなかったですから」と、浜が作ったクラブも、会長が抜けた後は、誰も継がなかった。
鶴岡雅義と東京ロマンチカのボーカルとしてデビューして31年。
12年後にソロ歌手になった。
ロマンチカのボーカルとして初めて歌ったのは渋谷のキャバレー。
「歌い終わったらボーイさんに“お姉さんが呼んでいる”とお店の看板ホステスの元に。褒めてもらえると思ったら、いきなり“あんたの歌には色気がないね。心に響かない”と説教された。悲しいデビューだったのを覚えている」も、いい思い出だ。
「やめようと思ったこともあったけど、ロマンチカのヒット曲を歌うことで営業が成り立っていた。歌手を続けられたのは、そのお陰です。でも、自分のヒット曲をだしたい」と、本音を覗かせた浜さんは明るく、正直な人だ。
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