人生の大先輩、競馬評論家の山崎正行さんが亡くなった。8月中旬、グリーンチャンネルの「競馬場の達人」に出演していただき、その夜の福島市内の居酒屋であって以来、会ってなかった。
出会いは、40年以上前になる。東京競馬場新設オープンの時だった。報知新聞の競馬担当デスクだった山崎さんから、オレがアルバ イトしていた松竹に「報知の企画で、オープンの日に、誰か芸能人を呼んでいただけませんか?」と言う話が持ち込まれた。オレが担当することになり、女優の岩下志麻さんとご主人で監督の篠田正浩さんといった事があった。競馬ファンだったオレは、ものめずらしく競馬場を案内してもらったものだ。
そのときからの付き合いで 、お宅のお邪魔して食事もご馳走になったし、泊めていただいたこともあった。とにかく酒の強い人だった。どのくらい強かったかと言えば、日が昇るまで飲んでいても平気な人だった。内緒だけど、バツイチのオレの最初の結婚の仲人もお願いした。8ヶ月で離婚したけどね。
で、その山崎さんが、胃がんで倒れた。30年ぐらい 前だ。全摘出の大手術。その後、酒は飲まなくなったが、病気らしい病気の話は聞いたことがないくらい元気な人だった。「天皇賞・秋」当日。オレの友人の西川かたしさんの馬だ出る。当然、関係者は東京競馬場だ。オレは、大衆演劇の取材で行くことは出来なかったが。行っていれば山崎さんにも会っていた。その日、元気な彼 のアドバイスで馬券を買ったと言う北海道・様似の「辻牧場」の娘、小林ゆきこさんも、山崎さんと話したと言う。
競馬が終わって、彼は、元ジョッキーの岡部幸雄さんらと、福島の白河に向かったと言う。歌手の佐藤宗之さんらが主催する「チャリティーゴルフ」に参加するためだ。日本列島を大寒波が襲っていて、前日とは東京 でも10度近く気温が違った。まして、白河だったら15度は違う。そんな中でのゴルフが、79歳の身体にきつかったんじゃないのかな。身体も脳も全く健康だった山崎さんの突然の死を誰が予想しただろうか。訃報を聞いてもまだ信じられないオレがいる。
作曲家で親友だった朝月広臣山河、4年3ヶ月もの闘病生活を続けての 訃報。オレの周囲にも友人の死が迫ってきてると言うことなんだろうな。それにしても山崎さんの訃報は、突然で悲しい。ああ、合掌。
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