2年前に亡くなった友人でラジオディレクターだった古田和広さんの墓が出来た。
江東・東砂にある「因速寺」。千葉・松戸にある八柱霊園の抽選に2回も落ちてしまって、奥さん息子さんが、自宅近くのお寺にお世話になることにしたようだ。
仲間の板長・稲田洋さんが、調べてくれて一緒に行った。
なかなか自宅には行けなくて、古田さんが亡くなって始めてのお線香上げだった。
寺に入って、正面の本殿に掲げられた文字にビックリさせられた。
なんと“悪人成仏”と書かれていた。
つい気になってお寺の公式ホームページにアクセスしてしまった。
「住職のつぶやき」というコーナーがあって、しっかりと読ませてもらった。
8月30,31日と9月1日に、お寺で「親殺し」というテーマで、朗読・野外劇が行われたようだ。
連日立ち見がでるほどの人気で「役者たちにも、満員御礼の観客を前にして、初日特有の緊張が走った」と、書かれ「読経が流れ、親鸞が訥々と語り始める。2500年前の親殺し事件が、グーッと現代へと引き寄せられてくる。そこには、時代を超えた『親子』という関係のもっている特殊な宿命があった。それは人類が「家族」という共同体をもった、何十万年前にまで遡れる問題なのかもしれない。それはまた家族という集団の問題であると同時に、『自分が、自分自身を受け入れる』という存在受容の問題でもあった。眼は芝居を観ているのだが、こころの眼は芝居を通して、自分自身の内界をさまよい始める。自分自身の親子関係、そして自己受容の問題へとこころの階段を降りていくのであった。『親殺し』という強烈なテーマに観客は身構えてしまうのだが、笑いやジョークが仕掛けられていて、こころの緊張を解きほぐしてくれる」。
来年あったら、古田の墓参りを兼ねて聞きに行ってみたいな。
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