この日のお客さんは、祭小春さん。
再デビューして2枚目のシングル「涙の地平線」が発売になったばかりだ。
オーディションで作曲家・遠藤実さんの目に止まり「命舟」でデビュー。
16歳だった。
今年で歌手生活29年目だ。
「途中、12年間もお休みしちゃいましたから。結婚、出産、離婚して、私のマザーテレサさんみたいな存在の藤あや子さんに勧められて。藤さんがペンネーム・小野彩(このさい)で作曲した『演歌じゃないか』を頂いて」と、笑った祭さんは、芸名のように賑やかで楽しい人だ。
「いま着ている洋服もステージで着る和服も、すべて藤さんから頂いたもの。ホントに助かってます。母子家庭ですから。食べるものだって、突然、電話があって、何々送るから“冷蔵庫入るわよね”と。入りますと即答ですよ。そのために大きな冷蔵庫を買いましたからね」と。
小学1年になった息子さんを面倒観てくれる人がいない生活だそうで「地方の仕事は、一緒に行くんです。学校を休ませて。近所に観てくれる人がいないので」と、母子家庭の苦悩も。
「最近は、息子が、テレビで見た場所を覚えていて、今度は山口に行きたいとか何とか注文を出してくるんですよ」と話してくれたが、学校も大事だけど、母と行く旅行も大切かもね。
今なら全部覚えているものな。
いい、人生経験だよ。
「来週は、生まれ故郷の福岡に行きます。勿論、息子も。おじいちゃんが喜んでいてくれて、実家には戻る時間がないんですけど、父に来てもらって、福岡にいる間は孫の面倒を見てもらいます」と。
福岡キャンペーンは10月16,17日だそうだ。
「再デビューするとき、覚えていてくれる人はいないと思って不安でした。でも、皆さんが覚えていてくれて」と、復帰した喜びを楽しそうに伝えてくれた、祭さんの新曲も藤さんの作曲だ。
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