次男が窃盗容疑などで逮捕されて約1ヵ月半、TBS「朝ズバッ!」「みのもんたのサタディずばっと」の出演を自粛していたタレントのみのもんたさんが、番組を降板したことを発表した。
「報道番組やジャーナリストは私の憧れ。その一員になれたことが私にとって誇りと喜びだった。天職と思っていたしゃべる世界、報道の世界から身を引くことが、責任を取ることだと考えた。それを降りることになるのは悔しい。道義的責任として一番苦しい道を選んだ」と、心のうちを吐露したが、結論を出すのが遅かった印象だったし、言葉が多かった印象だったね。記者会見の難しさを一番知っていると感じていたのはみのさんだったんじゃないのかな。
大昔、「思いっきりテレビ!」に 出演しているときに、共演者のMCと不倫報道が流れた。そのときに、みのさんは、行きつけの料亭の前で、不倫報道を無視して「男ってしょうがないよね。お酒も飲むし。男の気持ち分かりますよね」と、リポーターや記者を煙に巻いた。そして“不倫問題”を“男の遊び”に摩り替えて見事にクリアしたのだ。
しかし、次男の件では、マスコミが容赦なかったね。週刊誌を中心に、電車の車内刷り広告には「みのもんた次男窃盗容疑」「みのもんたの・・・」という文字が乱れ飛び、目に飛び込んできた。逮捕時、みのさんは「30歳を超えた男の責任を親が取る必要があるのか」と、世間に訴えたが、これが視聴者には通用しなかったようだ。
次男逮捕報道の直前にあったセクハラ騒動が表面化したり、長時間 頭を下げた謝罪会見が、台風の影響で、ワイドショーで放送されなかったり、みのさんの勢いが消えているような気がしたもの。謝罪会見は、放送されてこそのもの。世間に、苦しい胸のうちを伝える一番の方法なんだから。
気になった降板会見の長さ。質問に答えるのは当然として、自分からの発言は「ズバッ」と、短めで良かった。長くなれば長くなるほど、キャスターとしての仕事にしがみつこうとする未練や思惑が見えてくる。みのさんの本心じゃないかもしれないが、オレは、見ていて辛くなった。
報道キャスターは、哀れに見えて、同情されたら勤まらないんじゃないかな。
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