友人のカメラマン・宮崎さんと行った東京・新橋の「若潮鮨」で、昭和40年代に大活躍し“キックの鬼”と言われたキックボクシングのチャンピオン・沢村忠さんに会った。
力道山が暴漢に襲われ、命を落とし、格闘技の人気に陰りが見えた頃、彗星のように現れた。沢村さんの試合をテレビで観て興奮してた記憶がある。そ の憧れのスター。スリムなボディは、当時のままだった。名刺代わりに、チャンピオンとして戦っているスナップにサインを入れていただいた。「石川さんへ」と、書かれてしまったが、オレの名がないほうが価値があったと思うね。
デビュー2戦目で、17回もダウンさせられ敗北。悔しさをばねに沢村さんは、タイに飛んで修行を 積んだと言う。そしてチャンピオン。当時は、彼に勝てる選手がいなかったもの。で、この「若潮鮨」は、リーズナブルで、また行ける金額だった。
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