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日本テレビ「明日 ママがいない」の視聴率が下がっている。
14%(関東地区視聴率)で始まったドラマも、12日に放送された第5話は11,6%(関東地区)と下がり続けている。一度上がったこともあったが、ここまで落ちてしまった。

もちろん主演の芦田愛菜ちゃん(9)に問題があるわけじゃない。天才子役の愛菜ちゃんの演技は素晴らしい。熊本の子供を引き取る“赤ちゃんポスト”や養護施設からのクレームに、CMスポンサーが降りてしまい、それでも放送は続いていることだ。

制作サイドは「話題になれ視聴率が稼げる。最後まで行ったら凄い数字になる」と、クレームにタカをくくっていたような節がある。「誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち」(集英社)を 書き、第11回「開高健ノンフィクション賞」を受賞したこともある作家の黒川祥子さんは「『児童養護施設』を舞台にセンセーショナルな部分だけを取り上げたいという意図があったのではないかと感じてしまう。多くの人は『児童養護施設』などのことをよく知りませんから、思い込みを植え付けてしまうことになるかもしれません。また、ドラマに説得力を持たせるためには、やっぱり登場する児童相談所は児相らしくしていてほしいし、養護施設もそう描いてほしい。あまりに嘘ばかりだと鼻白んでしまいます」と言っているから、センセーショナルに取り上げた企画だったんだろうな。

オレは、全聾の子どもたちと接点が会ったが、施設の子供たちとの接点はなかった。黒川さんが施設の取材をすることになったときを「取材を申し込んでOKの出る養護施設は透明性が担保されている施設です。そういった『ちゃんとした』施設であっても、入所児童が負っている傷を癒すのはとても難しいことです。ましてや、ドラマのように、辛い過去を持つ子どもたちを預かっていながら、杖の音で子どもを脅かしたり『食事の前に泣け』と強要するなんてとんでもない……。

施設出身者の子たちに『このドラマについてどう思う?』と聞いたら『フィクションだと思った』と言っていました。その理由を聞いたら『子どもたちの関係がフラットだから』と。子どもたちの間に階層があって『ボス』からいじめられることもある。芦田愛菜さんが演じる主人公と新入りの女の子がすぐに仲間になることこそ嘘くさいと。出身者だから こその言葉だと思いました」と。

黒川さんのコメントを読んでいて、話題になっても視聴率が下がっていくのは「主人公がヒーローのように周囲の子を助けて、勧善懲悪のドラマにするのではなくて。芦田愛菜さんが演じている子こそ、自分の心にふたをしてしまっている子です。『つらい環境でも、子どもたちは健気に生きています』だけで終わってはダメだと思います」と言っているが、フィクションでもいいから、どこか話題性だけじゃなく子供の心の闇が覗けないとドラマとしてつらいのかも知れないな。
2014/02/16(日) 11:44 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
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