テレビ東京「有吉ニュース」を観ていたら、1824年にはスコットランド北部のハイランド地方で2番目に政府登録蒸留所となった名門の蒸留所から発売されているシングルモルト「マッカラン」の特集コーナーがあった。
名前は知っていたが、オレは、ウィスキーを飲まないので、良く知らなかったが、1本600万円もする「マッカラン」があるという。
今年1月末に、福岡・博多でお会いする事になっていた元九州電力の役員だった吉田さんが、こよなく愛したウィスキーだった。
亡くなってしまったが、2ヶ月に一度、博多ニューオータニの地下のバーから始まるふたりだけの飲み会。
1年は続いただろうか。中州の小料理屋で出会い、なぜか、オレを気に入ってくれて始まった交際。
吉田さんは80歳になる手前だった。
そのバーで、吉田さんは、あるコール60度スコッチと65度のバーボンを小さなグラスに一杯飲み干してから、次の店に向かう。
オレも進められたが、芋焼酎だけのオレは、ホンの一滴だけ戴いた。
芳醇でまろやかな香りがあった。
「マッカラン」は、12年、18年、40年、60年物とあるらしいことも「有吉ニュース」が教えてくれた。
そして、一番安い「マッカラン」で約5000円(?)。
吉田さんが飲んでいた「マッカラン」は、何年物だったんだろうか。
ちゃんと聞いておけばよかった。
その吉田さんがなくなって約2ヶ月。
30年間も毎月30万円の手当てを払い、20年前にはお店をオープンさせてあげた中州のママ。
オレが吉田さんの親しくなった頃は、そのママに邪険にされていた吉田さんだったな。
その店で、別れの歌を涙を流しながら歌っていた吉田さんを思い出す。
30年前、ママは、中州のクラブに勤めていたそうだ。
交際していた男性との間に子供が宿る。
しかし、結婚と思っていた男性はママから逃げ出してしまう。
ママのお腹の子は降ろすことが出来なくなっていた。
そこから吉田さんとホステスさんとの交際が始まった。
吉田さんが、彼女の面倒を観ることになったのだ。
「マッカラン」で、そんなことを思い出した。
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