生放送を終えての帰り、新大阪駅で新幹線が止まっていた。
駅は、大勢の人で溢れかえっていた。
今まで、鉄道事故や飛行機事故は「対岸の火事」だと思っていたが、いよいよオレの周りにも起こってきたね。
「東海沖地震」が、囁かれても、新幹線に乗ってるオレは気にしたこともなかった。
数年前に、小田原ー熱海間で集中豪雨で、新幹線が40分ぐらい止まったことがあったけど、被害はそれが最大だった。国際線も国内線も、苦しむような遅れは無かった。
たった一度、週刊誌の記者時代に、歌手の五木ひろしさんの取材で行った青森・八戸の帰り、キャンセル待ちで乗った飛行機を、総評の太田薫委員長ら一行が乗ってきて、座った座席から降ろされたことがあった。
でもこれは、人的圧力だったから事故でも天災でもない。
そして、駅には、2時47分発の「のぞみ」が止まっていた。
オレが着いたのは4時30分ぐらいだったから、2時間以上、出発できないでいる。
車内に空席は無く、通路、デッキに立っている客もいる。立ってでも行かなきゃいけない用事がある人なんだろうけど、通常より絶対に時間が掛かるものな。線路上に、動けない新幹線が溢れてる様子が目に浮かんだ。
事故は新横浜ー小田原間の架線の断線。斜面の雑草の火災もあったようだ。56本もの運休、15万人が影響を受けたという事故。オレもその一人だ。
オレは幸い座れることになったが、立ったままでの6時間は辛かっただろうな。
地球温暖化など、高度経済成長を続けて来た地球に、人災も天災もいつ起こっても仕方が無い状況なのかもね。
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