山口組の分裂は、一般市民にどれだけの恐怖を与えることになるのだろうか。
1992年3月から施行され、暴力団に所属している組員が犯した犯罪も、組長の責任になるといった法律だ。
この法律で、ヤクザが“喰えない”時代になっていたことは事実だ。
組員の犯罪で、親分が逮捕されるわけだからね。
で、山口組の分裂といったら、1984年の夏に起こった『山一抗争』が思い出される。
神戸の港湾事業と芸能興行で山口組を飛躍的に大きくした山口組3代目・田岡一男が1981年になくなったことから始まった分裂だった。
3年後に行われた4代目組長問題。
山口組の若頭だった竹中組・竹中正久組長が4代目に就任。
その席に、組長代行の山広組の山本広組長を師事する直系組長は出席しなかった。
別の場所で記者会見を開き、竹中正久組長の4代目組長就任に反対した。
反対派は「一和会」を結成、関西中心に抗争になっていく。
この騒動で、解散した組のあったが、構想は肥大化し「一和会」側に死者19人、負傷者49人「山口組」側に死者10人負傷者17人。
竹中組長も神戸の山口組新本部の上棟式の後、大阪府吹田市のマンションで、待ち伏せていた一和会二代目山広組系組員に銃撃され死亡した。
その後、「一和会」の常任顧問だった「白神組」白神英雄組長が、サイパンの海に亡くなって浮いていたという事件もあった。
この抗争で、一般市民も4人も巻き込まれ負傷させられた。
あれから30年。
再び、持ち上がった山口組の分裂。
ヤクザ特有の「男と男のメンツ」の戦い。
暴対法があったって、抗争が始まってしまえば収拾が付かない。
名を残そうとする跳ね上がりのチンピラも生まれる。
こんなときこそ、日本の警察の底力を見せて欲しいものだ。
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