この日のゲストは、清水健太郎さん。
70年代後半に「失恋レストラン」を発売して、一気にスターの座に上った歌手だ。
「レコード大賞」の最優秀新人賞を初め、新人賞を総なめにし、年末の「紅白歌合戦」にも出場した。
映画にもドラマにも出演していた清水さんが、83年に大麻取締法違反で逮捕され、人生が大きく変わる。
「心の隙間に入ってきたんです。弱かった」と言った彼だが、その後、10年11月に覚醒剤取締法違反も含め5回の逮捕。
1年10ヶ月の実刑判決を受けた。
それ以外にも交通事故でも2回の逮捕歴がある。
繰り返す犯罪に、世間は冷たい。
しかし、清水さんのファンは残っていた。
それでも懲りず、13年には、麻薬取締法違反で、また、また(3乗)逮捕されたが、不起訴。
久しぶりに見た清水さんの顔は、健康的だった。
昨年10月に18歳年下の瑞穂さんと結婚。
新アルバムも「リスタート」を発売している。
「前を向いて生きさせてもらっています。カミさんと出会って、心に隙が出来ることはありません。海外に行って残された人生をもう少しだけ、頑張ってみたい。自分の夢、映画監督もしてみたい。ハリウッドに行って」と言った清水さんは、最初の奥さんが、日本語の話せないアメリカ人モデルだっただけに英語が堪能。
「芝居に語学は必要ないですよ。感性ですから。若手を育ててみたい」。
新アルバムを発売したときには、キャンペーンも始めて経験した。
「山陰を廻っているときに、糖尿病になって。病院の先生に『家に来た患者で、一番数値が悪い』と言われたんですよ。デビューしてから、毎日、甘い炭酸飲料を3リットルも飲んでましたからね」と笑った彼は、体重を落とし、散歩を繰り返し、糖尿病から抜け出せたそうだ。
「ほんとに、もう薬には手を出しませんから。出したのは心の弱さ。カミさんといるだけで、心が安らぐ」と言った彼を、信じるファンが、まだまだいるのだ。
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