親友の村田陽一さんの妻で女優の生田悦子さんから「大変なの。トニー(生田さんは、夫をトニーと呼んでいる)さんが、救急車で病院に行ったんです」と、電話が入った。
福岡空港に着いた直後だった。
福岡にいることを告げると「夕方電話くださいね」という事で電話を切った。
すぐに、社員の桜井丈晴くんに連絡を入れる。
「原因が分からないんですけど、すぐに迎えに来てく、と言う連絡が来て。生田さんを迎えに行ってます」と言う。
それから2時間。
桜井くんからメールが来た。
「取りあえず村田さんは大丈夫です。不整脈で心拍数が上がったみたいで今は落ち着いていいます。入院の必要もありません」と。
だいたいオーバーなんだよ村田は。
で、忘れていて、帰りの福岡空港から電話した。
生田さんは「ご心配かけてすいませんでした。大丈夫です」と生田さん。
代わった村田さんが「不整脈が出て。病院に行きました。大丈夫です。ご心配かけて」と言ってたが、心配はするけど、良いチャンスだったんじゃないの。
「ピンコロ」の。
羨ましいよ。
「ホントに危なかったんだよ」と。
たしかに、突然に逝ってしまったら、悲しいし、つらいことだけど、本人にとったら楽で良いんじゃないのと。
村田さんは「たしかに言える」と笑っていたけど、彼はまだこの世に未練があるんだろうな。
最近ホントに、あの世を考えさせられるようになったね。
健康が一番だけど、健康じゃなくなったら、やはり「ピンコロ」がいい。
こんな日に限って、珍しい人からメールが来た。
元フジテレビの制作プロデューサーで、ネットワーク局、報道部にも勤務したことがある戸張太啓寿さん。
オレを初めてテレビ番組に出演させた人だ。
「石川ちゃん、メールもらっていて連絡出来ずすみませんでした。体調は大丈夫です。12月のときは出席したいと思います。只、お互いに寄る年波には勝てません。石川ちゃんも身体には御留意の程を」と書かれていた。
15日ぐらい前にオレが出したメールの返事だ。
定例の月曜日の「ビンチャン会」に「出る」「出ない」の返事。
オレよりも5歳上だから○○才になっている。
戸張さんも、寄る年波なんていってたんじゃお仕舞いだよ。
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