浅草・演芸ホールで漫才を聞くことにした。
待ち合わせまで約2時間。
演舞場の後、銀座の友人の会社を覗いたら、彼が出かける寸前だった。
仕方なく、新橋へ。
目的があったわけじゃない。
そこで、6時半の約束がある浅草に向かう。
時間の潰し方を知らない。
喫茶店でパソコンというてもあるが、パソコンは、自宅でしか扱えない体質になっている。
新幹線で原稿を書いたこともあるが、新幹線は寝る処と電話投票で競馬をするところと決めている。
で、亜鉛芸ホールの前で、今夜の出演者の看板を見ていたら友人の漫才師「にゃん子・金魚」が出演していた。
彼女たちの漫才を聞いて約束の場所に行くには丁度いい時間だ。
と、思ったとき、「ご無沙汰してます。東洋館ですか?演芸ホール?」と、従業員から声が掛かった。
「こっち」と、演芸ホールを指差したら「どうぞ」と、入れてくれた。林家正蔵さんの6番目の弟子・林家つる子さんの落語を聞き、林家木久蔵さん、マジックの二世さん、川柳の川柳さん、そしてにゃん子・金魚さん。
ここ前聞いて6時20分。
ゴロゴロ会館の裏までの時間が丁度いい。
漫才のホンキートンクさん、林家三平さん、林家ペーさん、林家正蔵さんらが控えていたが、残念。聞くことは出来なかった。
でも、年末で、それも夕方の忙しない時間に良く客が入っていた。
世に中には、暇な人が一杯いるんだね。
暇じゃないのかな。
仕事がない人?
家に帰れない人。
トリの正蔵さんまで聞くと9時近くになってしまう。
やっぱり行くところがない人たちなんだろうな。
そのうちに、オレも皆さんの仲間入り。
COMMENT FORM