今月10日に69歳で亡くなったイギリスの世界的ロック歌手・デビッド・ボーイさんが「インドネシアのバリ島で火葬にして欲しい」と遺言を残していたことが明らかになった。
それが実現できないなら「灰をバリ島にまいて欲しい」と言うものだった。
ご遺体はすでにアメリカ・ニュージャージー州で火葬されているから、灰をまくことになるのかも。
で、オレは、親友で、09年9月にすい臓がんで亡くなった朝月広臣さん(享年65)を思い出した。
元・都はるみさんのご主人で、はるみさんと同棲時代から付き合いがあった朝月さんとは、彼が亡くなるまでの約40年間の友達だった。
はるみさんを伴って旅行したこともあったし、お酒を飲んだこともあった。
はるみさんとデュエットで歌った「大阪しぐれ」の大ヒットも一緒に喜んだ。
はるみさんの流産、はるみさんとの離婚、事業の失敗も、彼の再婚、離婚、再々婚も付き合ってきた。
人のいい最高の友人だった。
その彼が、観光大使を務めていたグアム島に「遺灰をまいて欲しい」という遺言を残していた。
3番目の妻・千夏さんが、その夢をかなえることになるが、残念ながら、オレは仕事の関係で参加できなかった。
いま思えば、番組を休んでも「一緒に行けばよかった」と思っている。
彼の墓は、千夏さんの実家がる静岡・清水にある。
千夏さんのご両親が、お墓を守ってくれているのだ。
朝月さんは、ほんとに良い嫁さんをもらったよ。
千夏さんは、オレのカミさんぐらい凄い人だ。
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