元巨人の清原和博容疑者(43)が、覚醒剤取締法違反で逮捕されたことは、改めて薬の怖さを知らされたような気がするね。
清原容疑者の覚醒剤疑惑が囁かれだしたのは、もう、3年以上前になる。
西武、巨人、オリックスと渡り歩き、2008年に現役を引退した。
高校野球、プロ野球選手として華々しく活躍、アイドル並みの人気を誇った。
記録は多く持っているが“無冠の帝王”といわれるぐらいに、タイトルがなかった。
記録は無いが、記憶に残る選手だった。
引退後もタレントとしてメディアに登場、「番長日記」などという連載も雑誌で始まったこともあった。
その清原容疑者に2011年ごろから、覚醒剤常用の噂が立った。
確証がつかめず、噂だけが先行していたが、14年3月、「週刊文春」が、糖尿病治療で入院している清原容疑者に「薬から抜け出すための入院」とスクープした。
事務所は否定、「週刊文春」に名誉毀損で2億5千万円の訴訟をすると発表したが、週刊誌側に内容証明を送るだけだった。
その年には、14年連れ添った妻と離婚。
テレビへの露出も極端に少なくなっていった。
ここが、覚醒剤との別れ道だった。
雑誌に書かれたときは、すでに警視庁の捜査は入っていた。
このときに、ピタリと止めていれば、逮捕はなかったのだ。
西部、巨人時代を共にした先輩の西岡良洋さんは「高校から入ってきたとき知ってますが、野球一筋だった。その後、一緒に飲みに行ったことも何回もありましたが、酒が強くて、生き方も強かった。何時になっても帰ったら素振りをするといっていたし、実際にしていた努力家だった。強いところだけを見せていたけど、内面はナイーブなところもあったんだよね。自分が巨人のコーチ時代に再会してチームメートになりましたが、どこか変わったところがあった。周囲の友達だったのかな。西武時代の好青年という印象がなかった。でも、球界の宝だったキヨが、こんなことで躓くなんて悔しいね」と言っていた。
SMAPの中居正広さん、ダウンタウン、とんねるずの石橋貴明さんら大物芸能人らの支えで、ここ数ヶ月は、以前のような芸能活動が出来ていたのに残念だよね。
刺青を入れて「いずれは監督になりたい。高校野球でも良い」と言っていた清原容疑者。
刺青を入れた監督は、日本には一人もいない。
「高校監督になって、生徒が刺青をしていたら」と言う質問に「その生徒の自由」と言った清原容疑者は、すでに世間からずれているように感じた。
入手ルートの解明に全力を挙げるであろう警視庁。
その先に、またまた大物が登場するという事になるのだろうか。
携帯電話が4個あったところに、その謎があるかもね。
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