「週刊文春」のスクープには驚かされる。
それも毎週。
良くここまで情報が集まるものだと感心するが、情報収集能力と取材力がすぐれているのだろう。
一番は、雑誌が売れているという事もある。
情報を持っている人は、その情報を一番影響力のあるところに流そうとする。
自分の情報で、流れが変わることの楽しさを実感した人は、にわか記者になって、自分が収拾した情報を流す。
これを上手に記事にするのが記者だ。
オレの推理だが、「週刊文春」が、元自民党の衆議院議員・宮崎謙介さんの「ゲス不倫」を報じた。
情報提供者は、宮崎さんに極々近い人だったと思う。
「育休」発言で、脚光を浴びようとしている宮崎さんの素の顔を伝えようと思ったに違いない。
普通は、妻の出産間際に旦那の不倫問題は考えないし、取材という事にはならない。
かなりしっかり情報が入っていたという事なのだろう。
この記事で、宮崎さんは、議員を辞職することになった。
高い代償だ。
不倫報道を受けての記者会見で、他にも交際相手がいたことをほのめかした。
情報提供者は、その女性の存在は知らなかったのだろう。
しかし、宮崎さんが、昨年の2月に自民党の衆議院議員の金子恵美さんと結婚したときに、もう一人の婚約者がいたことは知っていたのだろう。
オレは、今週報じられた宮崎さんの「二重婚約」も、同じ情報提供者だと思うね。
それにしても、今年に入ってからの「週刊文春」は超面白い。
スクープ満載だ。
「ベッキー」「甘利大臣」も「週刊文春」だったし、いま大騒ぎになっている元プロ野球選手だった清原和博容疑者の覚醒剤疑惑を2年前に報じたのも「文春」だった。
古くは、アメリカ・ロスに刑務所で自殺した三浦和義さんをめぐる謎の不信死事件を「疑惑の銃弾」と報じたのも「文春」だった。
お金と情報は集まりだしたら止まらなくなるんだよね。
来週も期待して待ってますよ。
「週刊文春」さん。
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