またまた、馬鹿よしてしまった。
帰りの飛行機。
オレが持っているチケットは、7時15分発と思い込んでいた。
朝からスマートフォンで、6時5分の羽田行きのプレミアムを探していたが、全く無い。
最終便まで普通席もない。
月末の週末は、人気路線だけに取れないことは分かっていた。
諦めて、1時間だけひとり「てっ平」を決めこんだ。
数人の相手を探したが、歓送迎会やロケ中、編集中という返事。
1時間ぐらい何とかならないかと思うけど、勤務中だし、人手が足らない。
仕方なくひとりが多い。
鯖の1人前を胡麻鯖と刺身にしていただいて飲み始める。
この日がスタートだと言う「しらうお」を頂く。
酢醤油の中で飛び跳ね、生きたままでオレの喉を通り過ぎていく。
春の名物だ。
6時を回り店の前からタクシーに乗る。
財布からチケットを取り出したら、なんと、オレが持っていたのは6時5分発。
あれ、乗れない。
慌てて空港に着くけど後の祭り。
「最終便まで普通席も予約でいっぱい。プレミアムクラスは、キャンセル待ちでも無理だと思います」と、つれない返事。
しかたなく、7時15分発のキャンセル待ちカウンターの前に陣取る。
多くの人がいた。
「2時から待っているんですけど、まだ乗れない」と言う人や「この近くに宿がありますかね「と聞いてくる客もいる。
お二人の方が、どんなキャンセル待ちで並んでいるのかは分からなかったが「次は、僕の番号なんですが、全く動かない」と言う。
食博して、土曜日の早朝に変えることも考えたし、直接大阪に行こうかとも考えた。
とにかく、7時15分を待つことにした。
飛行機は約30分送れ。
出発時間にカウンターに行ったら「プレミアムは満席です。普通席の多く席が売られているので」と、残酷な言葉。
オレが悪いんだから諦めたが、悔しさは増す。
で、オレに離しかけてきたふたりには申し訳ないが、普通席に最後の一席が、オレに廻ってきた。
オレは、ダイヤモンド会員だから特典がある。
Sで待つか、Aで待つか、Bで待つかと言う違いだ。
オレが持っていたのはキャンセル待ち17番。
前の便で12まで乗れていたから、普通席に5枚キャンセルがでたら乗れることになる。
ホテルにも電話をかけて、ホテルは押さえたが、最後の一席で乗れることになった。
2時から待っている人には申し訳ないが「お先に」と言う感じだ。
ここで確認。
6字分の便が取れてなかったのは、来週だった。
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