若山富三郎さんの長女・奥村さんに合った話は書いた。飲むうちに覚せい剤の話になった。
「一度嵌ったらやめられない。だから再犯が多い」と言う話題だ。
きっかけは、この日発売された写真週刊誌「フラッシュ」に女優・酒井法子さんの旦那・高相祐一さんが、薬の売人らしき男と密会している写真が掲載されたことだ。
彼女は、こともなげに話し始めた。
「もう時効だからいいでしょう。私も覚せい剤、大麻、アヘンとやってきました。周りにいつもあった。手を出せば届くところです。だから辞める気もなかった。二度としないぞ、と決めたのは、覚せい剤を買うのに3万円払ったことです。それまでは、そのお金の使い道は考えていませんでしたが、” もし、このお金が、イラン、イラク、北朝鮮に渡って、鉄砲の弾になったら。誰かが犠牲者になる、と考えたんです。その瞬間から、一切手を出すのを辞めました」と、言い切った。
覚せい剤から抜け出させようと、数々の施設が存在する。
そこで働く人たちの中にも、覚せい剤で身を滅ぼした人たちがいる。
彼らは「立ち直るためには、辞めようとする仲間たちが必要と言い、皆で監視しあって薬に手を出さないようにしてる」という。
覚せい剤におぼれたこともある所長も「いまは、仲間がいますし、周囲に無い。手を出すことはしませんが、もし、目の前にあったら分からない」と、と言ったことがある。
覚せい剤中毒者の息子を持ったことがある歌手の千葉マリアさんも、覚せい剤から抜け出す作業を手伝っている。
かなり難しい作業だと言う。
奥村さんのように「自分のお金が、他国の武器になり世界戦争で使われる」と、思って辞めた人は何人いるのだろうか。
禁煙を超えるような、誘惑にも環境にも勝ち続ける強い意志と、努力が必要じゃないかな。煙草だってやめられずにいる友人もいるからな。
友人の古田和広さんが、肺がんと苦しい戦いをしてることを知ってても。それでも辞められない。
こんな人は、もし覚せい剤に手を出したら絶対に抜けだせないな。監視してなきゃ。
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