巨人から始まった、試合前の選手円陣の“声掛け”金銭授受問題は、止まるところを知らない。
ついに7球団になった。
プロ野球の「常識が、世間の非常識」とまで言われてしまったプロ野球選手間のご祝儀の金銭感覚。
背景にあるのは、ギャンブル思想が選手達の身近にあったという事のなのだろう。
一連の報道を見ていると、一世を風靡した「ツービート」の言葉を思い出した。
たけしさんが、ギャクで使った“赤信号、みんなで渡れば怖くない”だ。
みんなそんな感覚で、いま言えば許されると思って声を揃えて「やっていた」と、話し出したとしか思えない。
本質は違うよ。
背景には、これだけでは済まないギャンブル問題が隠されていると思うな。
発端になった元巨人の笠原将生選手をNPB(日本プロ野球機構)が事情聴取したいという。
彼の発言で始まった野球界の膿。彼を黙らせないと、停まらないとNPBが考えたとしたら、話はややこしい。
NPBと笠原さんの間に、金銭が生まれないのだろうか。
収入源を断たれてしまった笠原さんだって、お金が欲しいに決まっている。
彼がお金に転んで、無口になるかもしれない。
笠原さんの口利きで仲間に加わった元巨人・高木京介選手を「ウソ」で助けようとしたのだから。
その人に、事情聴取っておかしくない。
黙らせたいだけでしょ。
そのうち、オレもオレもって言う野球賭博に参加していた選手が現れて“みんなで渡れば怖くない”と言い出したら、プロ野球は終わりだけどね。
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