彼岸の墓参り。
オレの両親が眠る柏・西光院に行った後に、カミさんの両親、兄、甥っ子が眠る墓にもお線香を挙げに行った。
雨に降られるのが嫌で、好天の木曜日に行った。
今日はこれから、両親の実家に向かう。
雨が降っているが、墓に行くわけじゃないから大丈夫だ。
オレも歳を取ったから、彼岸だとか、お盆だとかというと特別な思いに駆られるようになった。
もう少し親の言う事を聞いておけばよかった何て思ったりして。母親の実家に行くと、オレが小学生だった頃に、親父の会社が倒産し、半年間だけ預けられ、生活していたことを思い出す。
ここでの生活で、今でも思い出すのが、朝食に出された「ナス」の味噌汁。
朝作った味噌汁を夜も食べることになる。
ナスから色が出て、その時間には真っ黒になってしまっていた味噌汁。
ついつい箸が出なくなってしまった。
箸をつけないことになる。
オレの立場は居候。
叔母に「一生懸命作ったのに、何て子だ」となじらて怒られ、いまではすっかりナスの味噌汁は作らない。
一時は、ナスのお新香と触れていたキュウリのおしんこも食べなかったこともあったな。
そんなは出来事も思い出す彼岸だ。
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