連日の北朝鮮の労働党大会のニュース。
5月5日から始まった36年ぶりの大会に日本、米国、中国など世界12ヶ国のメディアから約120人の記者ら招待された。
北朝鮮は、入国を許可し、平城市内で続けられていた準備の様子は取材許可を出したが、その後は、一ヶ所に集められて、目的だった労働党大会の取材はNG。
金正恩が、世界に見せたい場所だけど取材させるというふざけた話。
平壌市内のデパート、万景台学生少年宮殿と未来科学者通り、科学者のための高層マンション室内、電線工場などといった大会には全く関係がない場所を連れまわされた。
そして、自国で放送する。
貧困で苦しむ北朝鮮の姿はなく、明るく、豊かな人民だけが登場する違和感。
ほんとにこれで良かったのだろうか。
最終日だけ一部のマスコミに開放したらしく、日本ではNHKと共同通信だけ。
見ていて、北朝鮮に利用されているようにしか見えなかったメディア招待。
もし、招待されていたメディアが、すべて北朝鮮から帰国すると言ったら、北朝鮮はどんな態度を取ったのだろうか。
帰国予定を2日延ばされた記者たちには、後日行われるであろう「パレードの取材をして欲しい」と、言う事らしいが、それも断ればいい。
金正恩が、「朝鮮労働党」の委員長になろうとオレら他国の人間には関係ない話。
世界から孤立してしまっている北朝鮮をゆがんだ形で各国が見せるのはどうかと思うね。
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