NHK連続テレビ小説「北の家族」でヒロインを務めブレークした女優・高橋洋子さん(63)に会った。
講談社から「のっぴき庵」と言う小説を出したばかりだ。
オレの友人から、「その本のプロモーションを兼ねてラジオの出演させてくれませんか?」と言う依頼が来た。
残念ながら、オレの勝ってで、番組を降板してしまっている。
友人は「高橋さんと話したら、会っても良いと言っている」と返事。
オレは、番組をアシスタントをしていた漫才師「おぼん・こぼん」こぼんさんの娘さん・歌手の泉いずみさんに引き継いでしまっている。
熱心な友人の頼みだから、一役買うことにした。
「泉いずみの勝手に演歌応援団長」のオレも出演して高橋さんとトークをすることに決めた。
同世代だし、と言っても、オレよりは6歳も若い。
彼女が。
文学座から松竹映画「旅の重さ」のオーディションを受け合格。
斉藤耕一監督の作品でデビューしたときから知ってはいたが、ちゃんと話したことは無かった。
興味もあった。
女優を続けながら「雨が好き」という小説を書いた。
この作品は中央公論新人賞を受けることになった。
そして、2作目の「通りゃんせ」は、87回の芥川賞にもノミネートされた。
作家として活躍する高橋さんに他の女優達は嫉妬したんだろうな。
彼女の仕事が徐々にだが減ることになる。
「作家の私を使いづらいと言う事だったんでしょね。仕事が来なくなった」と、笑う高橋さんは、屈託が無く素直な人なのだろう。
「主人がいるるから作家で生活が出来ていますけど、ホントに主人のお陰」と、作家活動は儲からないらしいが、新刊「のっぴき庵」は、書店で平積みになっているというから売れているんだろう。
オレも読んだが、面白い。
行き場の無くなった役者達を集めてホームを作るという話で、人間模様が良く描かれている。
勝って大スターだった人、脇役だけで頑張ってきた人など。
伊豆急の車内で、偶然であった昔の恋人。
女性の手を握る俳優。
とにかく一気に読み続けてしまう作品になっている。
で、高橋さんとの約30分は、オレにとって超楽しい時間だったね。
高橋さんの感じてくれたらしく、その後の飲み会にも付き合ってくれた。
この日は、たまたまラジオの出ることになったので、毎週やっていた飲み会のメンバーに声をかけたら、約30人が集まった。
久しぶりだったからみんなの笑顔が良かったな。
また、月に一度は、この飲み会だけはしようかな。
書店の平積みというのは、売れている本ほど、縦に並べないで横にして積む。
書店は、縦に並べるよりも表紙を見せることが出来るから売れてる本ほど平積みにする。
また、高橋さんの飲みたいな。
お嬢さんも30歳を越えたそうだというから、彼女の芸能生活も長くなったね。
28年ぶりに痴呆症の女性を演じた映画「八重子のハミング」が、公開される。
ご主人は作曲家。
高橋真梨子さんの「Sincerely」や稲垣潤一さんの「クリスマスキャロルの頃には」を作曲。
CM音楽もたくさん作っていてライオンの「チャーミーグリーン」などを作曲している。
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