大相撲九重部屋の九重親方がすい臓がんで亡くなった。
61歳だった。
昭和から平成に一時代を作り上げた元横綱・千代の富士さん。
“ウルフ”と呼ばれ、120キロと言う小兵な身体で、53連勝。
通算で1045勝を上げた大横綱。
優勝も31回もある。
千代の富士さんが、大関になったときに、オレは「週刊女性」のグラビア担当で、彼の実家がある北海道・福島の巡業について行った。
町をあげての大歓迎。
オレとカメラマンは、雪が舞い散る中、どこの居酒屋に行っても接待を受けた。
「東京からですか。大変ですね。大関の取材ですよね。サービスしますから。鮑をお出ししましょう」と。
そんな思いが詰まった福島だったが、横綱に昇進したときの福島町民の態度が大きく変わっていたことに驚かされた。
大関だったら許されることも横綱になったら許されないこともある。
何が原因だったか分からなかったが、町民との輪が壊れていたことは事実だった。
あれだけ歓迎された大関時代の様子が全く無い。
むしろ無視されていた。
町内の催しに参加できなかった横綱に怒りを持っていたような気がしたね。
これは、横綱だけの問題だったのだろうか。
その後、教会に人と話したこともあったが、一番は「天狗」になっていたことだと言った。
それが、理事長になってもおかしくないのに理事も外されてしまったからね。
で、九重親方が、福岡・博多で経営(?)する超高級料理店「うるふ」にお邪魔したことがあった。
ふぐ専門店だ。
夏場のふぐ?と言う思いもあったが、ふぐに焼いたものが美味い。
トラフグに切り身うを数十種類のタレで食べる。
これが珍味。
皮も箸で押さえて伸ばして焼く。
料金は聞かなかったが、ふたりで6万円は越えていただろうな。
もちろん招待されたわけだけど。
昨年5月に。還暦の土俵入りを披露したが、その4ヵ月後、9月にすい臓がんの手術をしたことを公表。
最近は癌が胃や肺に転移してるとことを周囲に反話していた。
昭和56年に初土俵を踏んで「国民栄誉賞」まで受賞した大横綱。
でも、まだ若いよね。
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