オレの親友だったいまは亡き作曲家・朝月広臣さんの一番弟子、歌手の野上こうじさんが、新曲「赤いラナンキュラス」の発表と誕生日を祝うディナーショーを開いた。
東京・新宿の「京王プラザホテル」。
朝月さんの弟子になって約20年、立派な歌手に育った。
新曲も発売週は16位だったが、2週目は10位。
演歌がジワジワ売り上げを伸ばしていることは、彼に人気が付いてきたと言う事だ。
「歌が下手なんだよな」と嘆いていた朝月さんも、天国で大喜びしていると思う。
一緒に行ってもらった夕刊紙の演歌担当記者は「話もしっかりしてるし、いいですね」と、褒めてくれた。
前作「黒いサルビア」もチャートで7位になっていたから、野上ファンが定着してきたのは事実。
「これからも支えてくれるファンを大切にいい歌を歌って」と感じたね。
そして、一番ビックリしたのは、散々飲んでいたオレが、ステージに呼び出されたこと。
酒が入っていて、支離滅裂だったんじゃないかと心配だったね。
まだ、誰にも聞いていないが、みんな遠慮して言ってくれないのかな。
ステージに上がるまでにビール1本、グラスワイン3杯、麦焼酎の水割り6杯も飲んでたもの。
飲んだ数が分かっていたから大丈夫だったのかな。
最初から聞かされていれば、コメントも考えていたし、酒量も減らして待っていたよ。
オレが呼ばれたのは最後の最後。
ラストソングも前だったからね。
今度は、もっと前に教えてよ。
ちゃんとリッパな挨拶するからさ。
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