今年で創刊60周年を迎える雑誌のっ座談会があった。
新聞系週刊誌は発売されていたが、単独で発売された男性週刊誌は「週刊新潮」に続いて古い男性週刊誌が「アサヒ芸能」だしい。
60年前は、オレだって、記者hしていないし、テレビの「ワイドショー」もない。
優秀なフリー記者、トップ屋といわれる人たちが活躍した時代だ。
このトップ屋は、後に作家で活躍した人たちもたくさんいる。
草柳大蔵さん、竹中労さん、亀井龍夫さん、青地晨さん、梶山季之さんといったところ。
取材対象者からは怖がられ、ニュースそのものが面白かった時代だ。
しかし、だんだん形を変えていく。
特に芸能は大きく変わることになる。
オレが、記者時代は、何でもありの時代。
少々無理しても掴んだねたは記事にする、と言った時代だったが、その後、雑誌もテレビもスポーツ紙も芸能人の表の商売を重要視するようになり、スキャンダルはホンの一部。
報じられないニュースが異常の多くなってくる。
表の顔で協力得られなくなってくるとニュースそのものが止められてしまう。
その間隙を縫って取材、記事にしようとした時代もあったが、いまは、残念ながらほとんどがタレントの表の顔に負けてしまっている。
書きたくても書かせてもらえない現実。
リポートできない現実。
一昔前の汽車は面白かったし、やりがいもあった。
掴んだネタを止めるときには対象者との友情や人間関係。
それも自分の判断という面白さ。
こんな時代はもう来ないね。
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