アイドルグループ「乃木坂46」からの卒業と芸能界引退を発表した橋本奈々未さん(23)に感動したね。
橋本さんはアイドルになった目的を「弟の学費だった」と説明した。
それでも売れてしまえば、その場所で、仕事を続けたいと思うのは当然だ。
それを「目的を達したから」と、潔い。
「めっちゃ貧乏で、水道止まる、ガス止まる、みたいな。私は一人目だったから、学校とか行かせてもらったので、弟まで回るのか、弟、男の子だったので、何とかしなきゃって思って、この年齢で模索しているところでこの道があった」と、芸能界入りを説明した。
未練は無いのか。
「自分が表に立っていうよりも、誰かをサポートする方が合っていると思った」と話した橋本さん。
そして「弟も大学ちゃんといけて、弟も頑張ってくれて、学費免除になった。あと4年あるけど勉強頑張れば大丈夫になった。母から『いまままでごめんね。無理しないで、好きなことをしてください。弟も自立してくれるようになったし、私も私で生活できるから』という手紙が来て」と、引退の心境を話した。
飛び込んだ芸能界で「食べていける」という道が開けたと思うのだが、彼女に向いていなかったんだろう。
いま、まさにアイドル時代。
世の中で、どのくらいの人数がアイドルと呼ばれているか分からないぐらいに多い。
石を投げればアイドルに当たる芸能界。
そんな世界で、本当に自覚して芸能人をしているタレントがどのくらいいるのだろうか。
飛び込んだ世界で「自分を見失い、流されて」気がついたら失敗してというタイプが大半だ。
彼女を知ってる大半のファンは、彼女が巻き込まれた「トイレ盗撮事件」が引退の原因だと思っていたと思うが、もっともっと大きな理由があったんだ。
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