覚醒剤取締法違反(使用・所持)で逮捕され判決を受け、執行猶予中の歌手・ASKAさん(58)が、「700番二巻三巻」を発売した。
昨年の11月に覚醒剤取締法違反で再逮捕され、何故か不起訴になった状況を細かく書いている。
逮捕された刑事との会話や検事とのやり取り、求められた尿検査に、お茶を入れ たことを克明に書いている。
それはそれで面白い内容だが、警察のずさんさをあざ笑っているような本だ。
どのくらい売れるのか分からないが、オレが出演している「す・またん」で取り上げたから、少しは売り上げに協力はしているんだろう。
それにしても、芸能マスコミは、どこも大きく取り上げているから、読んだ人は、警察を信用しなくなるだろうな。
本当にASKAさんの本のようなら冤罪も生まれる。
で、「幸福の科学」の突然「出家」してしまった人気女優・清水富美加さん(22)もインタビューという形式で「全部言っちゃうね」と言うタイトルの本を出版した。
2月11日から6日間、医師の立会いのもとインタビュー。
その本が17日に東京で発売された。
地方は18日以降だそうだ。
それにしても、16日までインタビューをしていた話が翌日には発売される。
週刊誌だってこんなに早くは無い。
出版社に勤務していたこともあるオレの感想は、インタビューが始まったときには、すでに本の装丁は出来上がっていたと思う。
本来は27日に発売という予定だった本を10日も早めて発売した出版元の「幸福の科学」出版。
税抜き1296円の本。
「遺書を書くような思いで、この本に全託しました」
「悩みの種だった好きな人も忘れましたし、たばこも止めました。喫煙者だったんですよね」
「16歳の誕生日の日、死のうとして、ガムテープを口と鼻に貼ったんです」と、好きで飛び込んだ芸能界の辛さを吐露。
「洗脳」と言われることには「洗脳上等だよって感じですね。洗脳されてるんじゃなくて 、されるのを選んでるんだっていう気持ち」と、開き直りとも取れる発言。
そして「幸福の科学で始まっている芸能関係の仕事もやっていきたい」と。
サブタイトルにある「死にたかった7年。死ななかった7年」とあるように「本当に(所属事務所)社長を殺したいって思ったりします」とも綴っている。
問題は、まだ所属事務所との契約が残っている中での出版。
所属事務所への不満。
「幸福の科学」が言う2月に契約を打ち切るとにしても、まだ契約中なのだ。大騒ぎされているうちに発売してしまおうという「幸福の科学」の思惑も見える。
オーディションを受けても入りたかった芸能界。
清水さんが取った行動に賛成してくれる人は、どのくらいいるのだろうか。
本人がひとりで売れ、人気者になったと感 じているんだったら大きな間違いだと思うけど。
信者が1200万人いると発表している「幸福の科学」だから、それだけ信者がいれば、清水さんの名前が消えることは無いだろうけど、それだけ、アンチも増えるという事だからね。
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