この日のビンチャン会は、東京浅草のふぐ・すっぽん割烹「辻むら」さん。
毎回約20〜30人は集まる会だが、今回は13人。
幹事の村田陽一さんが、人数を制限したらしい。
オレの会は、女性が2000円と 決まっているから、女性が多くなると男性参加者の負担が大きくなるという配慮だったのだろう。
まあ、男性も安く食べられるんだけどね。
浅草の花柳界。
この場所は、昔から食通の舌をうならせるという名点・老舗が多くあったところ。
歌舞伎役者や戦後に活躍した俳優・歌手らも多く訪れているし、豪遊した芸能人も多かった街だ。
いまは、芸者さんも少なくなってしまったが、一世を風靡した花街での会食。
その花街の真ん中にある「辻むら」さんは、一度入ってみてもいい店だよ。
そして、その「辻むら」が、店から300メートルのところに開いているカラオケ店に向かう。
ふたりは帰ることになったが、残りの11人で11時過ぎまでカラオケ三昧。
案内しておきながら、オレはカラオケが嫌いになって る。
15年ぐらい前までは、毎晩良く歌ったけど、最近は歌いたく無い。
オレが歌うのは新しい歌じゃないからね。
この日も無理やり歌わされることになったが、曲は大川栄作さんの「さざんかの宿」の2番だけ。
1番と3番は、参加者の一人、前川さんが歌ってくれた。
それにしても村田さんのは歌が上手い。
女優の生田悦子さんが、彼の歌声に惚れたというのも良く分かる。
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