フィギアスケートの浅田真央さん(26)が引退した。
自身のブログで明らかにしたから、さあ、大変。
テレビのニュースもワイドショーも、スポーツ紙も一般紙も大騒ぎ。
1年間休養していた時期もあって、復帰を聞かれた浅田さんは「ハーフ、ハーフ」という名言を残した。
浅田さ んがスケーターとしてここまで頑張れた一番は、いまは亡き母だったのだろう。
東日本大震災があった年の暮れに亡くなった。
浅田さんは、東日本大震災の影響で日本で行われる予定だった大会が、ロシアに変わって参加することになったが、母の病気が原因だったのだろう、惨敗してしまったこともあった。
お母さんは、腎臓病だった。
長女の腎臓を移植することになっていたようだが、母は「娘の腎臓を分けてもらうわけには行かない」と、拒否。
手遅れになってしまったと聞く。
5歳から始めたスケート。
一番励ましてくれ、一番分かってくれた母がいなくなったことが、浅田選手の引退に繋がっていたんだろうな。
プロは引退しても、浅田選手の姿は、アイスショーで観られる。
あの「トリプルアクセル」は 、浅田選手のものだ。
どんなに素敵で優秀な選手だって、優秀な選手には追い越されるときが来る。
それを肌で感じた浅田選手がいたという事なのだろう。
ご苦労さんでした。
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