小学校の先輩として、ずっと見続けてきた「山の、あな、あな」の落語家・三遊亭圓歌さんが亡くなった。
88歳だった。
東京・墨田区の第二寺島小学校の大先輩で、元関脇だった出羽錦・田子の浦親方(享年79)も同じ小学校の先輩だったから、二人を特に応援していたな。
圓歌さんは、テレビが誕生した頃に、初代の林家三平さん(享年54)、月の家圓鏡のちに橘家圓蔵さん(享年81)らと落語を盛り上げた功労者。
山手線の新大久保駅に勤務したこともあり、駅員時代の話を綴った新作落語を、当時の名前「歌奴」で、一世を風靡した。
1970年に3代目円歌を襲名し、テレビ出演を控え、古典落語にも本格的に取り組むことになった。
85年に日蓮宗久遠寺で修行し出家。
僧侶「本遊院 圓法日信」を受ける。
仏門への入門でお経を唱えながらの水行で、心筋梗塞を起こして入院。
退院してからの姿を見ることは無くなっていた。
ああ、合掌。
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