相撲部屋に勤める知り合いから電話が入った。
野球賭博で大揺れの相撲界。
力士たちの稽古も浮き足立っていて、身になっていないという。
それもそのはずで、麻雀や花札博打など常識を超えた掛け金で行われていて、各部屋の親方たちもみんな見て見ぬ振りをしてきたという。
部屋で、野球賭博の会話が飛び、傍にいるだけでどのくらい負けてしまったのかわかるという。
「相撲社会そのものに問題があるんですよ。お金だけが全ての相撲界。お金さえ持っていれば、その金で理事にもなれて利権が転がり込む。社会常識を持った関取でも、金が無きゃ年寄株も変えない。中に入ってみたら金、金、金の世界ですからね。全部身内のことだから、閉鎖させられた 木瀬部屋だって、内々で復興させようという流れになっていたそうですよ。木瀬という名は使えないから、別の年寄株を持った親方が立ち上げ、自然に木瀬親方の戻すように。親方と暴力団は、切手も切れない上体がづっと続いていたし、これからだって切れませんよ。ご祝儀は貰ってたし、場所ごとに受け取っていた部屋への差し入れも大きいですからね」という。
個人の問題じゃなく、協会全体の問題だけに、係わった力士を休ませれば言いだけの問題じゃなさそうだ。
「世間の常識なんか要らない。相撲界の常識を身につけろ、と、中学卒業した頃から植えつけられてるんですからね」とも。
「私個人としては、部屋に義理はありますが、名古屋場所は開か ないほうがいいと思いますよ」と言った。
相撲界に根を張ってしまった暴力団との関係を切るほうが大変だ。
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