新大阪4時17分発の「のぞみ」に乗ろうと、26番ホームに上ったら「石川さん~」と言う声が聞こえた。
振り返るとあの羽賀研二さんがいた。
4月19日に生まれた長女・枇未(ヴィヴィ)ちゃんを抱いていた。
「今日裁判があったんですよ。カミさんは、お弁当を買ってます。今来ますよ」と、明るくいった。
「裁判は大丈夫です。検察に意地悪されているんですよ」と。
東京で、産経新聞の仕事が入っていたオレは、その新幹線に乗らないと間に合わなくなってしまう。
彼らは27分発の「のぞみ」だという。
麻由夫人ら三人と別れて、オレは新幹線に飛び乗った。
ホームには東京スポーツの取材記者がいた。
時間があったら、もっと聞いたのに、と思いながら東京に向かった。
京都を越えたあたりだったかな、オレが7号車のトイレに向かおうとしたら、車両に一番後ろの席に、3人が座っていた。
「これに乗ってしまいました」と、人懐こい笑顔で、話しかけてきた。
「3年も仕事していないんですから大変ですよ。仕事がしたいですよ」と、言った彼。
「今は裁判中ですから話せませんが、一度ちゃんと話を聞いてもらいたいです。お願いします」と言う羽賀の横で、麻由さんがニコニコしていたのが印象に残った。
苦しい中、羽賀さんは、麻由さんに支えられてるんだな、とも思ったね。
出産直前まで、麻由さんが東京・恵比寿の「ブルーポイント」で「家計を助けるために働いている」と言う声を耳にしたことがあった。
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