また野球賭博をやっていた力士が発覚した。
協会のアンケートには、答えていなかったが、警察の捜査上に名前が出てきてしまった。
9月場所までに解雇されることになってしまうだろう。
一連の不祥事、体調問題で、日本相撲協会の武蔵川理事長が辞任し、新しく放駒親方が、理事から理事長に昇格した。
これでもまだ終わらない。
懸案になっている佐ノ山親方(元千代大海)の裏カジノ常習疑惑、暴力団関係者からの宿舎提供問題などがあるが、これが解決しても終わらないだよね。
「暴力団と付き合ってはいけない」「暴力団から供与されてはならない」なんて誰ひとり教えてくれなかった協会。
「いまさらいわれても」が真実だろう。
横綱の大阪の後援者の幹部には、部下に偽装結婚をさせ、愛人にしていたケースもあるという。
この男性が暴力団員だとはいわないが、暴力団員だってしない行為で、この男は暴力団員との深いつながりはあるという。
これだって、後援者としてふさわしくない人物だ。
この一連の問題は、野球賭博をしたとか暴力団と付き合いがあったとかを論じる場合じゃなく、協会全体が全て認めて、イチから出直すことを考えない限り無理がある。
“マワシ組”を理事や理事長にしていたんじゃ、改革なんて出来ないよ。
やくざから供与されることが当たり前だった世界。
部屋での博打なんて、日常茶飯事だったんだぜ。
稽古と食事以外は身体をもてあましている力士に「勝負勘を養え」と言って、親方らは博打を推奨してきたんだよ。
これって、誰の責任?相撲発祥の大昔からの慣わしで、いまさらなんだよな。
「2月の理事選挙で、貴乃花親方に一票を投じた琴光喜憎しだけだったんですから。協会内にあった暗黙の了解を琴光喜が破った。こんなに広がるとは誰も思っていなかった」と、親方の一人は言う。
全て、自分たちのいいようにしか考えてこなかった協会の問題なんだよね。
いままで、博打をしていた力士も親方も暴力団と交際があった関取も部屋も「今後やめます」と言わない限り、そして世間に許してもらえない限り、終焉は無い。
博打していたって、やくざと付き合っていたって「強くて華麗な土俵姿を見せていればよかった」世界だったからね。
根底を覆されてしまった協会が残る道は、全てを「認める」以外ない。
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