梨元勝さんが亡くなった。
38年も付き合ってきた。
病院にも見舞いに行った。
体力が弱っているのは感じたが「取材するぞ」という気力がみなぎっていた。
仕事道具も病室に持ち込んでいた。
21日にメールを打って、今週、見舞うつもりだった。
彼から返信が無く気になっていたが、最悪の事態が起こっていた。
土曜日、オレは友人の作曲家・朝月広臣さんの墓参りに、静岡にいた。
新曲「アカシアの咲く街 札幌」を歌う野上こうじさんと仲間の歌手・司純さんの歌謡際に参加する約束もあった。
5時前ぐらいから、オレの携帯がジャンジャンなりだした。
「織田裕二さんが30歳の一般女性と結婚した」「梨元さんが亡くなったらしい」という二つの情報だった。
織田さんは、新婚旅行に行っているらしいとも。
数日前、テレビ局の大プロデューサーから「織田裕二と風間トオルをロスで見かけたという人から連絡が来たよ」と、メールが入っていた。
オレは、ロスで挙式し、その結婚式に風間さんもお祝いに駆けつけていたのだろうか、とも思った。
「今日の早朝、梨元さんが亡くなったらしいですが、裏が取れない。病院は認めていないんですが、病院の医者の一人は、亡くなったといってるようです。しかし、ご家族が認めていないんです。眞里奈さんと話した人がいて、彼女の笑われたそうです」というものもあった。
芸能人のニュースを扱ってきた梨元さんの家族が「事実を隠すわけが無い」ということで、梨元さんの話は誤報ということになった。
ビックリしたのは、月曜日朝4時40分。
大阪ローカルの早朝番組「す・またん」のスタッフルームに着いたら「梨元さんが亡くなったそうです。東京中日新聞に載ってるので、いま資料を取っています」と。
じゃ、放送しなきゃ。
しかし、局は裏が取れないと放送できないという。
新聞の記事だけじゃ出来ないと。
他局はすでに放送している。
七時を回った頃に、やっと裏が取れた。
土曜日に、眞里奈さんが所属するプロダクションに、眞里奈さん本人が、事実として伝えていたというのだ。
これで放送が出来ることになった。
梨元さんとの思い出はいっぱいある。
話し出したら3時間あっても足らないかもね。
それにしても、梨元さんが亡くなったのを二日間も極秘にしていたのだろうか。
梨元さんが取材側だったら、追及していただろうな。
芸能人リポーターを職業にして来た梨元さんらしくないと思ったね。
COMMENT FORM