殴打事件で降板した歌舞伎俳優・市川海老蔵さんに代わって、京都・南座「吉例顔見世興行」で成田屋の十八番「外郎売」の曽我五郎を演じることになった片岡愛之助さんの評判がすこぶるいい。
海老蔵さんが警視庁捜査1課から逮捕状がでているI・Rさんに暴行を受けた25日の午後に決まった役だ。
もちろん愛之助さんは一度も演じたことがない。
基本的には市川團十郎さん、海老蔵さんしか演じない出し物だからだ。
有名歌舞伎役者の番頭さんは「25日の夜から稽古を始めたようですが、29日の夜には完成していた。彼のセンスを感じましたね。共演している役者もビックリしていますよ」と、認めている。
約300年前に、2代目市川團十郎さんが演じた長いセリフの口上が売りで、成田屋が代々演じてきたのだ。
歌舞伎関係者は「発声や渇舌の稽古に『外郎売』を使う役者もいますが、ちゃんと覚えている人はいないと思うな。『拙者親方と申すは、御立会の内に御存知の御方も御座りましょうが』から始まって『東方世界の薬の元締、薬師如来も照覧あれと、ホホ敬って外郎は いらっしゃいませぬか』までの長台詞。覚えるだけで大変ですよ」と言った。
基本的には、成田屋以外は演じない演目だけに、この次に愛之助さんの「外郎売」が観られるとは限らない。
オレは、毎週大阪に行っているんだから、時間を作って、京都南座に行こう。
で、暴行事件は、オレが最初に書いた酒の上でのトラブルだった。
初対面の相手に酒を勧め、酔った相手に暴言を浴びせる。
歌舞伎関係者の間では有名な話で、酒を誘われたら断っていた役者も多いと聞いた。
今回は、暴言だけじゃなく、酒を掛けたり、髪を引っ張ったりもしていたという。
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