東京・西麻布の雑居ビルで暴行を受け入院している歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、病院から友人で脳科学者の茂木健一郎さんに電話をかけていたことが明らかになった。
茂木さんが、自身のブログ「クオリア日記」で、海老蔵さんから電話があったことを伝えた。
反響が大きかったからかすでに削除されているが、事件直後、茂木さんが「歌舞伎役者というものが、いかに過酷な稼業であるか、なかなか想像できるものではない」「記者会見に身体的、精神的に耐えられなかったというのはおそらくは本当で、それだけ生真面目だということである。その前日に飲むということを、学級委員はけしからんというのだろうけれども、歌舞伎役者としての(中略)過酷な生理に寄り添って考えれば、よくわかる話である。結局、悪いのは殴った方。ぼくは何があろうと市川海老蔵さんを支持する。一日も早い回復をお祈りしています」と、綴っていた。
そのお礼の電話だったようだ。
「いろいろ報道されていますけれども、実際にはそうでなかったこともたくさんあるので、いずれ、ぼくが記者会見して、きちんと説明したいと思っています」と話したといい、1月のル・テアトル銀座での「新春花形歌舞伎」にも出演する意欲も見せたという。
オレは、海老蔵さんが、まだ状況を分かっていないと思う。
暴行を受けた被害者だということは、誰もが認めることだ。
しかし、1月の「舞台制作記者会見」の中止を発表した夜の出来事だ。
たしかに、海老蔵さんにしたら、言われなきことも多いとは思うが「素性のよからぬ元暴走族の仲間がいたこと」「京都の舞台に穴を開けたこと」など、身体が治ったら復帰していい話にはならないよ。
日本の伝統芸能を継承していく役者として、起こしてはいけない数々の出来事があったんですよ。
「伊達の十役」を観て、海老蔵さんの魅力に引き込まれた。
すばらしい舞台で感動も大きかった。
だからといって許されることじゃない。
記者会見して事情を説明する必要は当然ある、でも、それと復帰は別だと思う。
「おごり」「プレッシャー」「気の緩み」などが原因といわれだした海老蔵さんだが、伝統を守っていく人が、プレッシャーに負けてどうする。
すぐに復帰できると思っている甘え。
これをクリアしない限り、復帰はないと思うな。
世論に敏感なスポンサーが、CMの自粛を始めた現実を見ると、彼がとった行動は、許されない状況になってきている。
これを許してしまうことが、歌舞伎界全体の大問題に発展してしまう。
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