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この日のゲストは「北国の赤い花」だ好調な歌手・藤原浩さんだ。

引っ込み思案だった彼が、歌手になったのは、大作曲家・遠藤実さんにスカウトされたからだ。

トラックの運転手をしていた時代、カラオケオーディションで遠藤先生から7段の実力を認められた。

「生活は面倒見るから東京に出ておいで」と誘われた。

しかし、母の病気、幼い妹の学費と言うことで、歌手になることを諦めるしかなかった。

彼の優しさは、こんな一面があったからだろうな。

30歳に手が届くころに、妹は結婚した。

母の面倒も見てもらえると言う思いで、遠藤さんの門を叩く。

あれから10年近くたっていた。

「もう遅い、無理だね、と言う感じでした」。

通い続けて内弟子になることが出来た。

一節太郎さん、千昌夫さんに次いで3番目の内弟子。

遠藤さんはこのあと一人も内弟子を取っていない。

彼が最後だ。

デビュー18年。

遠藤さんが眠る田無のお寺「総持寺」のそばに住み、遠藤さんを守り続けている彼が、今年大きく花開くことを遠藤さんも願っているんだろうな。
2011/01/11(火) 11:18 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
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