久しぶりに福岡博多に泊まった。
取材で「オコゼの刺身」「佐賀牛の炭火焼」「シラオウの踊り食い」を少しだけ頂いて、夜の街に出ることにした。
目的地は中州。
女優・生田悦子さんの甥っ子が結婚したときに、生田さんの代理で出席して以来だ。
しかし、町は大きく変わっていて全く分からない。
天神にある「沢柳企画」の沢柳さんと飲んで歩いた中州はもうない。
節電なのか町は薄暗く人が歩いていない。
午後7時を回ったころだ。
かって盛況だった中州も時代とともに様変わりしていた寂しさを感じたね。
飯だけ食べてホテルに帰ることにした。
オレに付き合ってくれる人がなく、一人では飲食店に入っても限界がある。
8時半にはホテルの部屋にいたね。
数年前なら考えられないことだ。
取材で行った店で、飲んでたほうがよかった。
それにしても40年ぶりに口にした「シラウオ」は懐かしかった。
松竹時代、松竹福岡支社に、女優さんや監督とキャンペーンに来たときに、食べさせていただいて以来だった。
当時は、中州を流れる那珂川で獲れたんだよ。
酢の中に鶉の卵を落として生きた「シラウオ」を入れる。
激しく躍る魚を飲み込むのだが、のどを通過するときの感触を楽しむだけで美味いかどうかは分からない。
季節の食べ物だと言うことだけだ。
値段を聞いたから次は自費で。
オレでも食べられる金額だった。
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