36年間も続いているクイズ番組「パネルクイズ アタック25」で名司会ぶりを発揮していた俳優・児玉清さんが、16日午後0時28分胃がんで亡くなった。
77歳だった。
2月下旬に食欲がなくなり精密検査。
胃がんと診断されたが、すでに肝臓にも転移していた。
手術しても手遅れと判断され、抗がん剤治療を1回だけしたという。
番組を休むことになり、肝機能障害と発表されたが、すでにご本人には、胃がんだということが告げられていたという。
「父は、仕事復帰を目指して頑張っていました。『やり残した事がまだある』とも言ってました。父を尊敬してました」と、元俳優でモデルだった会社員の長男・北川大祐さんは言った。
医者は「もっと前から症状はあったと思いますよ。周りに迷惑を掛けたくないということで頑張っていらしたんじゃないかな」と言っていたが、3月に放送された番組では、異常に痩せていた。
9年前、ご自分のマネージャーを担当していた長女・奈央子さんを胃がんで亡くし、わが子に先立たれた辛さを「こんなに悲しいことはない」と、嘆いていた。
奈央子さんは4歳の長男を残し36歳で亡くなった。
その奈央子さんの元に旅たって行った。
読書家で、月に英語の本とドイツ語の本を読み、日本語の本を20冊読み続けてきたという。
学者になりたかった児玉さんらしいエピソード。
ドラマ「ありがとう」で、長年共演した水前寺清子(65)は「優しい人で、役者が素人の私を温かく見続けてくれました。撮影の帰りに家に寄っていただいたこともありましたが、お茶だけで『妻が待ってるから』とお帰りになる。誠実でダンディな方でした」と、涙ぐんだ。
通夜は5月20日午後6時、告別式は21日午前11時半から東京文京・護国寺桂昌殿で行われる。
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